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パワーテーパーは多くのエキスパートサーモンアングラーのアドバイスによってデザインされたスカンジナビアンスタイルのシューティングヘッドです。
アドバンストステップテーパーの理想的な重心移動から生まれるパワフルなループは、オーバーヘッド、スカンジナビアンスタイル(シューティングヘッドを使ったスペイキャスト)いずれにおいても抜群の操作性と飛距離をもたらします。
パワーテーパーはただキャスティングを楽しむだけのラインではなく、極めて実戦的なラインです。
カッティングチャートを参考にご自身にあったラインをカスタマイズすれば、シューティングヘッドを使った釣りをシステマティックに、より愉しいものにすることでしょう。
フィールドの状況や個々のキャスティングスキルにあわせてシューティングヘッドの長さを調節することは非常に重要です。さらにその日の川の水量、水温、流れの速さ、ロケーション、時期などによっても変わってきます。しかし複数のシューティングヘッドを常備することで、どのような状況でも最も効果的なアプローチが可能になります。ロッドの長さもシューティングヘッドの長さに影響を与えます。シンキングラインかフローティングラインを使うか、シンキングラインの場合には更にどれくらいラインを沈めたいかによっても長さは変わってきます。それぞれの要素はシューティングヘッドの長さを決定する上で非常に重要だということです。 

同じ重さのシューティングヘッドの場合、短すぎるよりも若干長めのほうが良いでしょう。長ければ、スムーズなキャストとラインリリースが可能です。もし狙う魚が小さい場合、増水した川、または深いところまでウェーディングしなくてはならない場合は、ワンランク重たいシューティングヘッドを短く切って使用したほうがベターです。キャストの距離は短くなるかもしれませんが、操作性は向上し、ピックアップも容易になるでしょう。

シューティングヘッドをテストする時、庭や公園でテストすると長すぎると感じることが多いと思います。やはり実際の釣り場で膝くらいまでウェーディングして試すほうがよいでしょう。まずラインの長さを正確に測り、そして参考になる長さを POWER TAPER CUTTING CHART から選んでください。さらにそこから1mほど予備の長さをとっておいてください。もし適正な長さであればロッドは90°くらいまで曲がり、ロングキャストが簡単にできるはずです。もしロッドの中にシューティングヘッドを入れて使わなければならない場合には、そのラインはその場合において長すぎるという目安になります。ロッドの先端から50〜100cmくらい出る程度の長さになるまで調整してみてください。シューティングヘッドが長ければスムーズなロングキャストが可能です。短ければ、水面からのピックアップが楽になり、強風下、速い流れ、狭いキャスティングスペース、ディープウェーディングの際に思い通りのラインコントロールができるでしょう。

※下記の図は、左がシューティングヘッド、右がランニングラインです。
パーフェクションループでの接続

釣り場ですぐにシューティングヘッドの長さを変えたいときに便利です。ロッドガイドの引っ掛りが気になる方にはおすすめしません。
■パーフェクションループ + レベルライン
ランニングライン側にループをつくり、 ループトゥループで接続します。
■パーフェクションループ + モノフィラメント
パーフェクションループに直接結びます。

ブレイデッドループでの接続

市販のブレイデッドループ30lb〜50lbなど太目のブレイデッドループを取り付けます。比較的スムーズな接続部をつくることができます。ブレイデッドループをシューティングヘッドの末端につけます。
■ブレイデッドループ + ランニングライン
ランニングライン側にループをつくり、 ループトゥループで接続します。
■ブレイデッドループ + モノフィラメント
ブレイデッドループに直接結びます。

スプライスでの接続

コアは組糸なので、ナイロンラインはスプライスによる接続が可能です。図のように小さく結ぶ事ができます。あらかじめ直径の小さいフライラインの断片を1cmほどスプライスすると段差が少なくなり、スムーズな接続部をつくることができます。
 
 
パーフェクションループのつくり方
1 末端を火であぶり、フライラインのコーティングを柔らかくします。※実際は色が変わることはありません。
2 すぐにラインの2〜3cm部分を太めのナイロン(リーダーのバット等)で図のように結びます。
3 結びを締め込み、末端へ引きます。 
4 コーティングがはがれます。10cm程度まで繰り返しコアを出します。
5〜9の手順でパーフェクションループを作ります。あまりを少し残してカットすると完成です。
接続例はあくまでも一例です。快適な釣りの為に、実際の釣り場の状況や釣り方、ラインの素材に適した接続方法を選んで下さい。なお、接続部分がロッドのガイド等に引っ掛かり、ロッドの破損の原因になる事があります。予期せぬアクシデントを軽減する為に、慎重にキャスティングやリトリーブ等のテストをして下さい。また、紛失やトラブルを防ぐために接続強度の確認を接続直後とそれ以降も頻繁に行って下さい。
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