「水生昆虫とフライタイイング」忍野「夏」編 その2


2月15日に行われた、タイイングスクールで学んだパターンとともに、水生昆虫の種類や特徴を分けご紹介していきます。

今回のテーマは「夏」です。フライフィッシング盛期のシーズンですが、水生昆虫の種類も豊富になっていきます。多くのフライパターンを学び様々な水生昆虫に合わせタイイングテクニックを学んでいきましょう。

 

夏編2回目は、フタスジモンカゲロウをご紹介いたします。


 



フタスジモンカゲロウ  モンカゲロウ科
羽化期 6月中旬頃〜9月下旬頃 羽化が増えるのは7月以降


サイズ   フックサイズ8番〜10番
  ダンはクリームイエロー
特徴的部位  

ダンのテイルは3本
クリームイエローのボディには黒いスジが入る

羽化する時間帯   羽化は朝から夕方まで見られるが、羽化が増えるのは午後3時頃〜7時頃。
あまり遅い時間までは羽化しない。 
羽化方法   水面羽化。
羽化特徴   羽化には明確なピークが見られずだらだら長時間続きます。羽化したダンはすぐに飛び立てず、長く間水面を流されていくためよく捕食されています。また、水面まで泳ぎ昇ったニンフ(イマージャー)や、水面で脱皮中のものも格好の捕食対象となっており、ダンパターンの他、フローティングニンフも用意しておくと良い。

 



フタスジイマージャー Futasuji Emerger

パラシュートダン


忍野において、フタスジモンカゲロウは数少ない大型のメイフライです。
シーズンを通してポツポツと羽化が見られます。日並に増減はあるものの、1日あたりに見る数はそれほど多くありません。このウェットパターンは、ハックルのダブリングテクニックが含まれています。効率の良いダブリングテクニックを学びます。このフライはフロータントを使用し、水面を流すこともできます。半沈状態でも効果抜群です。あらゆる状況で使用できます。


・ フック/TMC100 #12
・ スレッド/ユニスレッド 8/0 ライトケイヒル
・ ハックル/コックデレオン
・ アブドメン/ールズファー(クリーム)

 

●タイイング手順
@ スレッドをシャンクに下巻きします。

A シャックとなるシールズファーを、適量取り付けます。

B シールズファーは、スレッドに縒りつけにくいので、CFT-100 ダビングツイスターを使用すると縒りつけやすくなります。アイ1個分を残してボディを作ります。

C ハックルとなる、コックデレオンのネックを取り付け、ダブリングしながら巻きつけます。

D ヘッド部分を作り完成です。


ダブリング[Doubling]とは・・・・
パーリッジなどのハックリング・テクニックのひとつ。ストークを中心に二つ折りにしてハックルの裏どうしをあわせること。ウェット・フライのソフト・ハックルに使われます。


上記のフライレシピは今回タイイングしたフライで使用したマテリアルです。
タイイングの一例としてお役立て下さい。

次回のピックアップニュースは、ホソバマダラカゲロウです。
どうぞお楽しみに。


 



 
C&F DESIGN TOP
UP