「水生昆虫とフライタイイング」忍野「夏」編 その3


2月15日に行われた、タイイングスクールで学んだパターンとともに、水生昆虫の種類や特徴を分けご紹介していきます。今回のテーマは「夏」です。フライフィッシング盛期のシーズンですが、水生昆虫の種類も豊富になっていきます。多くのフライパターンを学び様々な水生昆虫に合わせタイイングテクニックを学んでいきましょう。
夏編3回目は、ホソバマダラカゲロウをご紹介いたします。


 



ホソバマダラタゲロウ  マダラカゲロウ科
羽化期 5月上旬〜6月上旬

サイズ   フックサイズ 16番くらい
  全体的には黄色に見える
特徴的部位  

ダンは、ウィングの前縁と付け根が黄色で、

ボディが茶褐色という特徴を持っている。
飛んでいる姿は黄色に見える。

羽化する時間帯   ダンは、ウィングの前縁と付け根が黄色で、ボディが茶褐色という特徴を持っている。飛んでいる姿は黄色に見える。
羽化方法   水面羽化。
羽化特徴   ウィングが黄色いため水面に乗ったダンを見つけやすく、マスに捕食されるシーンもよく見掛けます。飛んでいる姿は黄色で大きく見えるが、実際のサイズは意外と小さいので、ダンのサイズに合わせてタイイングすることが大切です。ダンパターンの他、フローティングニンフも用意しておけばスレたマスにも対応できます。しかし、フローティングニンフにこだわらず、パラシュートパターンをフローティングニンフとして対応させても良い。
ホソバマダラカゲロウの羽化期には、アカマダラカゲロウの羽化が重複することが良くあります。 目立つホソバの影に隠れて、小さく見にくいアカマダラだけが捕食されるケースも多く、マスの捕食対象を見極めることが大切になります。

 



ホソバ スペント スピナー Hosoba Spent Spinner

パラシュートダン


忍野において、フタスジモンカゲロウは数少ない大型のメイフライです。
シーズンを通してポツポツと羽化が見られます。日並に増減はあるものの、1日あたりに見る数はそれほど多くありません。このウェットパターンは、ハックルのダブリングテクニックが含まれています。効率の良いダブリングテクニックを学びます。このフライはフロータントを使用し、水面を流すこともできます。半沈状態でも効果抜群です。あらゆる状況で使用できます。


・ フック/TMC100 #16
・ スレッド/ユニスレッド 16/0 ダークブラウン
・ テイル/マイクロファイベッツ(バーサテイルでも可)
・ ボディ/インドコックケープ(YL・RD・BR)
・ ソラックス/スーパーファインダビング
・ ウイング/スパークルヤーン(WH・YL)

 

●タイイング手順
@ スレッドをシャンクに下巻きをします。

A テイルとなるマイクロファイベッツを2本切り出し、先端を揃えシャンクに対して斜めにして巻き留めます。巻き留める際、1回目は軽く留め、2回転目でテンションを掛けて巻き留めると自然にテイルがシャンクの上に乗ります。
2又に分けて取り付けます。

B アブドメンとなるハックルストークを各色3本取り付け、ロータリー機構を使用し、3本同時に巻き付けます。

C ウイングとなるスパークルヤーン(ジーロンなども可)を、シャンク全体のアイ側から1/3の位置にタスキ掛けで取り付けます。2色ブレンドし、使用します。

D スーパーファインダビングでソラックスを作ります。

E ヘッド部分を作り、完成です。



上記のフライレシピは今回タイイングしたフライで使用したマテリアルです。タイイングの一例としてお役立て下さい。


次回は、3回目の秋フライ編報告レポートです。
どうぞお楽しみに。


 



 
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