「水生昆虫とフライタイイング」忍野「秋」編 その1


4月17日に行われた、タイイングスクールで学んだパターンともに、水生昆虫の種類や特徴を分けてご紹介していきます。

今回のテーマは「秋」です。小型の水生昆虫を中心にフライパターンを学んでいきましょう。
秋編1回目は、クシゲマダラカゲロウをご紹介いたします。



 



クシゲマダラカゲロウ マダラカゲロウ科
羽化期 8月上旬〜9月 (近年では春先などでも見かける)

サイズ   フックサイズ 18番から22番
  グレイトーン
特徴的部位  

体色やウイング全体が暗い色調。
パラシュートパターンは視認性が良く効果的。

羽化する時間帯   暗くなる直前に羽化する時が多く、出始めの時が狙い目。
羽化方法   水面羽化。
羽化特徴   羽化期は、比較的長期に渡っている。
個体が小さいため、実際フィールドで見かけると気づきにくい。
トラウトが捕食する際ライズ音がないのも特徴。
何にライズしているか見分ける際に役立ちます。

 



クシゲダンスペント Dun Spent

クシゲダンスペント


定番のダンパターン。サイズやカラーを揃えることによって、様々な水生昆虫に対応できます。クシゲは、サイズが比較的小さく、CDCの取り付ける量やダビング材の取り付け方法など、より繊細なタイイングテクニックが必要になります。
CDCの取り付け方や、全体のバランスを中心にタイイングテクニックを学びます。


・ フック/TMC112Y #21
・ スレッド/ユニスレッド 16/0ダークブラウン
・ テイル/ハックルファイバー(コックデレオンも可)
・ アブドメン/スーパーファインダビング
・ ウイングポスト/CDC(ナチュラルor 白)

 

●タイイング手順
@ スレッドをシャンクに下巻きをします。

A テイルとなるハックルファイバー、3本を3又に分けて
取り付けます。

B テイルの根元からダビング材をスレッドに縒りつけ、アブドメンを作ります。ボディはウイングの付け根からテイルに向けてテーパー状に細く巻くとメイフライらしくなります。

C ウイングとなるCDCを、シャンク全体のアイ側から1/3の位置に取り付け、ソラックスを作ります。

D CDCをスペント状に取り付けます。

E 必要に応じて、ウイングの前にインジ
ケーターとなるCDCを取り付けます。

F ヘッド部を作り、完成です。


上記のフライレシピは今回タイイングしたフライで使用したマテリアルです。タイイングの一例としてお役立てください。
次回のピックアップニュースは、ユスリカ(ガガンボアダルト)です。どうぞお楽しみに。

 



 
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